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🍙 赤ちゃんが決める離乳食
分けあたえ・手づかみ離乳食のすすめ
🌟 ご案内
離乳食について不安がある方へ。
当院では、管理栄養士による離乳食の個別相談を行っています。
- 🕑 開催日:乳児健診と同じ午後14時〜15時ごろ
- 💰 料金:無料
- ☎️ 予約:045-336-2260(お電話ください)
🍚 離乳食は「10倍がゆ」から?
日本では長い間、「離乳食は10倍がゆから」と教えられてきました。
でも実は、それだけでは赤ちゃんに必要なエネルギーや栄養が全然足りていないのです。
▶ 例えば、10倍がゆ100mlでたった35kcal。これは母乳の半分ほど。
それだけでなく、すりつぶしたご飯では噛む練習にもなりません。
その結果、赤ちゃんの発達や食べる力に十分な刺激が与えられないこともあります。
✋ 手づかみ離乳食のすすめ
🔸 いつから始める?
- 生後5〜6ヶ月ごろ
- 自分で手で物をつかめるようになったタイミング
- お座りが安定してきたらスタートの目安
🔸 特徴
- スプーンは不要
- つかんで、口に運んで、赤ちゃんが「自分で食べる」ことが基本
- 「食べさせてもらう」よりも「自分で食べてみる」経験を大切にします
🍳 どんなものを食べる?
やわらかい固形の食べ物からスタート
【おすすめ食材】
- ゆでたにんじん、ブロッコリー
- 卵焼き(※アレルギー確認してから)
- 小さなおにぎり
- 細長く切ったパン
👉 最初は「遊ぶ」「なめる」でOK!食べなくても大丈夫。
🌼 食事の進め方のポイント
- 空腹時に無理にあげなくてOK → 母乳やミルクを優先で大丈夫
- ほしがるときに、ほしがるだけ
- ドロドロにする必要はなく、最初から固形でOK(歯がなくても歯ぐきや舌でつぶせます)
- 離乳初期・中期・後期という区分は不要
- 回数や時間も細かく決めなくてOK
🚩 注意が必要な食材
【避けたほうがよいもの】
- はちみつ(1歳未満)
- 塩分・糖分が多いもの
- 種や骨があるもの(さくらんぼ、魚の小骨など)
- 喉に詰まりやすい食材(ミニトマト、こんにゃく、ブドウ)
- 硬すぎる食材や長繊維(アスパラ、長ネギ) → 調理の工夫を
🧠 窒息や誤嚥が心配?
- 海外の研究では、手づかみ離乳食と従来の離乳食で窒息リスクに大きな差はないことが確認されています。
- もちろん、安全への注意は必要。
▶ 【参考】窒息時の応急手当の動画(東京消防庁)
- 「おぇっ」となったり咳き込むのは正常な咽頭反射。怖がらなくてOK。
🍽 「親の食事を分けてあげる」で十分!
- 塩分や糖分を控えめにした親の食事をそのまま赤ちゃんにも。
- 離乳食だけ別に用意する必要はありません。
【例】
- ご飯 → 小さなおにぎりにする
- パン → 細長くカット
- 野菜 → 柔らかく茹でるだけ
- 肉や魚 → 小さく、柔らかく調理(例:鶏肉、ひき肉、レバーなど)
🌟 実はアレルギー予防にも◎
- 親が食べているものを赤ちゃんも一緒に食べることで、皮膚からのアレルゲン侵入を防ぎ、アレルギーになりにくいと言われています。
📖 もっと知りたい方へおすすめの本
- 『手づかみ離乳食』田角勝 著(合同出版)
🏥 ご相談はお気軽に!
- 栄養士による離乳食相談(無料)
- 🕑 乳児健診と同じ【14:00〜15:00】
- ☎️ 045-336-2260
💡 まとめ
- 無理に食べさせなくてOK
- 「自分で食べる」経験を大事に
- 親の食事をシェアして楽しむ離乳食